オステオパシーの効果

新年あけましておめでとうございます。
学生の皆さん、卒業性の皆さん、本年は幸多い年に成りますよう祈っております。

今回はオステオパシーの効果について書いてみます。

前回のブログは柔道整復との違いでも書きましたが、手技療法としてのオステオパシーは柔道整復や整形外科と異なり、構造の破損を起こした怪我の治療ではありません、オステオパシーの施術対象はオステオパシー機能障害(体性機能障害)です。
 「オステオパシーと柔道整復の違い」 

オステオパシーが専門とするオステオパシー機能障害は幅広い症状の原因になり、その幅広い部分の痛みや不調の症状に効果が期待されます。
エビデンスが足りないものも含まれますが、まず一般的にオステオパシーの効果が期待される症状を初めに紹介し、次にオステオパシーのエビデンスについて少し書いてみますね。

一般的に有効な症状

筋や骨格の痛み

多くは筋骨格系に感じる不快な症状に適応する事が分かっています。

腰痛

首の痛み

肩凝り

背部痛

骨盤痛

肩の痛み

肩の痛み

手や手首の痛み

足や足首の痛み

シンスプリント

膝の痛み

股関節の痛み

神経の不調

自律神経失調症

心身症

不眠

神経痛

坐骨神経

腓骨神経

大腿神経

大腿外側皮神経

閉鎖神経

腋窩神経

橈骨神経

正中神経

尺骨神経

アーノルド神経

   これら上記の抹消神経の走行に沿った神経痛


各種神経の不調は、他の代替療法でも同じ様に改善や緩和に時間がかかるのが大半です。
心身症のみならず、自律神経失調症や不眠は心因的要因が関係している場合が多く、この様な問題は生活の改善や行動パターンやストレスマネッジメントも重要になります。
また、神経痛の多くは神経を覆う鞘が傷ついている場合があり、回復や改善が難しい場合があります。

内臓器官の不調

オステオパシーのみならず、生活習慣の指導が重要になる可能性が高い症状です。

消化不良

お腹の張り

便秘

下痢

頻尿

喘息

不整脈

道への逆流

喉の詰まり感

月経困難(排卵痛・生理痛)

妊婦の体調不良

産後の体調不良

頭部・顔面部や特殊感覚器官の不調

頭蓋・顔面の基本的水分濃度の違いから、低年齢層で特に効果が高いとされ高齢では改善が困難な可能性があり得ます。

頭痛

顎関節症

慢性鼻炎

斜視

視力低下

記憶力の低下

耳鳴り

聴力の低下

軽度のウツ経

 

その他の有効性

定期的体調管理 スポーツやダンスの運動機能の管理と最適化 
 季節性の不定愁訴 不眠 エモーショナルな事に結びついた身体の緊張

改善や緩和の傾向

基本的には筋骨格系の痛みなどの不快な症状への効果は高く、神経痛や内臓器官の不調や特殊感覚器の不調は改善や緩和に時間がかかったり、緩和や改善が難しいものもあります。

 

オステオパシー除外診断・・・病理かオステオパシー機能障害か?

 

 

上記に紹介した症状には現代医学が適応とする病理から起こった症状もありえます、その違いをオステオパスはオステオパシー除外診断で振り分けます。

症状の原因が機能障害から起こった場合ではなく重篤な病理を背景にしている場合、現代医学の治療を優先すべき問題がある場合は病院を勧める事が大切になります。

オステオパシー除外診断は、オステオパシーの禁忌を測る除外診断の事で、スティル・アカデミィ・ジャパンで教育している内容です、オステオパスは医師ではないので病名は指摘しませんが、危険な病理の可能性がある場合は病院を勧め医師の診断を仰ぐ事を勧めます。
 オステオパシー除外診断については・・またそのうちブログで紹介しますね。

オステオパシーのエビデンス

 

エビデンスに基づいた徒手療法

上記の中でオステオパシーの有効性について本が翻訳されました。2012年に「エビデンスに基づいた徒手療法」という書籍でガイアブックスから翻訳出版されました、米国のオステオパスのマイケル AセフィンジャーDOとレイモンドJハルビーDOの共著です。
 この本に一部のオステオパシーの有効な症状が紹介されています、その症状は以下のものがあります。

構造的な腰痛  機械(構造)的な頚部および上背部痛  頚性頭痛
側頭下顎関節機能障害  肩痛および肩関節機能障害  手根管症候群       
足関節捻挫(注意・これは急性の捻挫が回復した後の捻挫の後遺症です)

注意・・あくまでもオステオパシーの業界では、上記のようなエビデンスの効果は正規なオステオパシーの教育を受けた、オステオパスの施術が上記の基本的効果を担保すると捉えられています。
 上記の症状でお困りの方は是非、SAJの卒業生の施術院に行かれる事をお勧めします、必ずとは申しませんが多くの場合、改善や緩和に役立つと思います。

 その内このブログで、海外のオステオパシーのエビデンスの事を定期的に取り上げたいと思います・・。

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