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SAJの開校おめでとうございます

私は、日本におけるオステオパシーの発展に関与するに当たって、STILL ACADEMY JAPAN代表 原田 健穰氏の治療を受ける機会を得、氏の高い見地から熟練した治療の手技を体験いたしました。
SAJの開校は、日本により高度なオステオパシーの知識や技能を導入し、すぐれたオステオパスを養成したいという原田氏の熱意の表れであり、ここに学ぶ学生の皆さんに氏の志が充分浸透することを希望しております。
当然ながら、SAJの教育プログラムにヨーロッパの基準を満たすオステオパシーカリキュラムが組み込まれていることは称賛すべきものと言えます。

オステオパシーは有用性に満ちた素晴らしい治療技法であり、日本文化を支えきた手工芸の技能に通じるもので、基本的な面で相性がよく日本人向きの治療技法であると思います。
日本におけるオステオパシーに携わる人々は、このことをよく認識し専門的職業として精進されたらよいでしょう。

最後にSAJの今後の充実と繁栄を心より念願いたします

ザカリー・コモー DO, FAAO

ザカリー・コモー DO, FAAO

わが国初の国際的なオステオパシー日本校 STILL ACADEMYJAPAN  開校

わが国初の国際的なオステオパシー日本校であるスティル・アカデミィ・ジャパンを、2009年11月に東京において開校いたしました。 日本オステオパシーメディスン協会(JOMA)とフランスで長い歴史と権威のあるA.T.スティル・アカデミィ 校とが提携し、優れた人材を育てることを目的としたヨーロッパの基準に沿った教育を目指した教育を行っていきます。

講師陣はフランスのベテラン教授で、通訳を介して授業が行われ、A.T.スティルMD提唱のオステオパシーカリキュラムを段階的に学びます。卒業時にはディプロマの資格を授与され、国際的にも通用するオステオパスとして活躍が期待されます。

A・T・スティルが提唱した「身体全体を診る、身体はひとつのユニットである」という教えや臨床等・鑑別診断法をきちんと徹底して教えてくれます。 フランスで何十年と経験を積んでいる講師が臨床を通して磨き上げた教育システムを伝授しています。

ATSAの主な教育理念は、筋骨格系、頭蓋、内臓という3つの大きな柱で教育プログラムを構成しています。これを5年間学ぶことが必要です。 病変の問題が内臓から頭蓋の問題を起こしているとか、頭蓋から脊柱に問題がある、脊柱から頭蓋、あるいは内臓にと、それぞれの診断方法があるのです。このように、身体、ユニットすべてが関係しているので、これらをマスターしないと本当のオステオパシーを習得したことになりません。

高度な教育を実践しているスティルアカデミージャパンの扉をたたいてください。  お待ちしております。

                                        原田 健穰

 

一般社団法人 STILL ACADEMY JAPAN 代表 原田 健穰

一般社団法人 STILL ACADEMY JAPAN 代表 原田 健穰